ファクタリングを利用する際の4つのリスク

ファクタリングを利用するうえでの本当のリスクは、その目的が明確かどうかです。ファクタリングによる売掛債権の譲渡の目的は、債権の早期の現金化です。これによる効果として、節税して貯金することを実現します。一時的なキャッシュ不足を補うことももちろんですが、本来のメリットは節税して貯金することにあります。

リスク1 コスト意識の低さ

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ファクタリングを利用する前に今一度、自社の経費を見直してみましょう。使うべきところはしっかり使い、締めるべきところはしっかりと締めているでしょうか。

 

ファクタリングの利用で一時的キャッシュリッチになります。そのキャッシュが何に使ったかわからないようでは、せっかくの資金調達も無駄になってしまいます。

 

ファクタリングで経営改善のための時間を買うという意識で、コスト意識を持てないとしたら、それは大きなリスクになります。

 

リスク2 経費の考え方

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ファクタリングの手数料を銀行金利と比べてしまって、リスクと感じるかもしれません。しかし、ファクタリングの手数料を銀行金利は比べるものではありません。

 

ファクタリングによる売掛債権の買取の手数料という経費を使って、手元に資金を持ってくるということは、新規投資評価という考え方に基づきます。

 

新規投資評価は、将来の予測価値を現在時点の価値(現在価値)に 置き換えて評価する必要があります。

 

現在価値に置き換えることがなぜ必要となるのでしょうか。これは、現在の100円と1年後の100円の 価値は異なるという考え方が根底にあります。すなわち、時間のリスク、他に利回りを 得られる投資機会の2点があるため、1年後の100円は現在の100円よりも価値が低いと考えられるのです。

 

例えばあなたの会社のROA(総資本経常利益率)が、10%だったとしましょう。この場合、現在の100円 の価値と1年後の110円の価値は等しいと言えます。 このとき、1年後の110円を現在価値の100円にするための係数を「割引率」と呼び、一般的には将来の価値(キャッシュフロー)を現在価値に合わせるための係数となります。

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基本的には、この割引率よりファクタリングの手数料が安ければ、キャッシュフローは改善すると考えるのです。

 

リスク3 短期で解約すること

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ファクタリングにとって短期で解約することは、業容によっては大きなマイナスになります。例えば、クリニックの診療報酬などのようにある程度安定して債権が発生する場合は、節税して貯金できる体制が整う前にやめてしまうと、再び資金ショートに陥る可能性があります。

戦略の無い短期のファクタリングの契約はリスクがあります。よく計算してから、判断するようにしてください。

 

リスク4 税金をコントロールしないこと

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ファクタリングを利用する目的は節税と貯金です。そのため、税金をコントロールしないということは大きなリスクになります。借り入れを起こすよりもはるかに節税効果が高いため、この出口を見誤ることは大きなリスクになります。

 

手数料が高いことは問題ではない

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ファクタリングを利用する場合、重要なのはいくら貯金できるのかということです。ファクタリングを利用しないよりもファクタリングを利用した方が、現金預金が増えることが重要です。その上で、より安い手数料で実行可能なファクタリング会社があれば選べばよいと思います。

 

まとめ

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ファクタリングを利用した方がいい状態なのかどうかえお見極めることが一番大切です。お金が貯まらない。資産を貯めていきたい。そう思われるのであれば検討すべきですし、その際のリスクは上記のようなものです。

ただ、利用すべき局面ではないのに利用してしまうと倒産の危機に陥ることもあります。赤字続きでとりあえずの資金でしのぎたい・・・などという需要には、一見、機能しそうですが利用するととんでもないことになります。そういう場合は公的な相談窓口に相談しましょう。

 

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