金融機関と友好的にお付き合いするためのファクタリング活用法5つ

金融機関は敵か味方か?「晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」こんな風に揶揄される金融機関は、中小企業の社長にとっては敵なのでしょうか。テレビドラマでも冷徹な金融機関担当者が零細企業の社長を追い詰めてしまうということが描かれて、あまり好意的でない印象を持たれることもあるかもしれません。その一方で「銀行さんはウチの財務部長や」とおっしゃる方もいます。

金融機関も仕入れ先やお客様と同じで「利害関係者」です。礼節をもって正しい考え方で接していれば、力強い味方になってくれます。

金融機関は何を見てお金を貸してくれるのか?

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金融機関はご存知の通り、お金を貸して利息を受け取り、その利ザヤで商売しています。貸したお金が返ってこないようなところには貸したいわけがありません。

 

小さな企業が相手の場合はどんなところを見るのでしょうか。

代表者(経営者)の人物

まずは経営者の資質を見ます。最大のポイントは事業を継続していける人間かどうかです。

業態

金融機関が全ての業種に精通しているとは言えませんが、安定している業態かどうかはわかります。保険診療中心の医療機関と飲食店などでは評価は変わってきます。

自己資本

ここでは純資産のことです。暦年で税金を支払い、利益を計上して来れば純資産は貯まっていくはずです。ところが小企業の場合はほとんど利益を出さずに自己資本も資本金程度しかない場合が多いのも事実です。

その場合は経営者の報酬と接待交際費の額を確認します。利益が出ない(出さない)原因が経営者の報酬が高すぎるか接待交際費が高すぎる場合は、(赤字でなければ)金融機関は「この会社には余裕があるな」とみなします。

 

これらはどこを見るかということですが、実際に融資決定のキーになるのは「担保となる資産があるか」ということです。目に見える決算上の純資産以外に、経営者個人のものでも不動産を所有しているかどうかが大きなプラス要因となります。

 

活用法1 メイン行はどこか決める

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銀行などの金融機関と上手にお付き合いしようとしたら、まず業容に合ったメイン行を決めることからスタートします。これは万が一、会社が傾き借入返済が出来なくなりそうなときには、全ての話し合いにおいて「メイン行」の意見が重要視されるからです。その企業の生き死にの最終決定を握るということです。

その意味ではより真剣にお付き合いしてくれるようになります。

 

活用法2 決算書を共有して相談する

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メイン行には月に1回は月次報告に行くようにします。銀行は地域のお付き合いも広く、相乗効果がありそうな取引先を紹介してくれることがあります。現在の状況を共有しておくことで、厳しい局面でも取引先紹介などで手を差し伸べてくれることがあります。

 

活用法3 ファクタリングで決算書をきれいに

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売掛金や在庫が多いと売り上げが好調でもキャッシュが不足することがあります。このような状況は金融機関が融資をしやすいタイミングです。しかし、そのような短期の借入を起こしてしまうと、納税資金を用意しなければなりません。これも金融機関が融資しやすいタイミングです。

 

借入金額を増やすことは経営を金融機関に管理されることです。経営を継続してもお金が貯まらないということになりかねません。

 

キャッシュ不足で金融機関が融資したくなるタイミングにならないように、ファクタリングで備えておくことが重要です。

 

活用法4 重視されるフリーキャッシュフロー

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現在は中小企業でもキャッシュフロー計算書を作成するところも多く、なじみが出てきていますが、設備投資にも返済原資にも使えるフリーキャッシュがどれだけ本業の儲けから稼ぎ出せるかが、ますます重要視されています。

 

ファクタリングを利用して売掛金を流動化し、キャッシュを増やすことで借入を起こさなければいけない状況を予防できます。借りる必要性のないところは健全なので、金融機関としては良いお付き合いをしたいものです。

 

活用法5 追加で借りない

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ファクタリングで売掛金を流動化しておけば、売り上げ増に伴う変動費の増加に対応できます。そうなると、金融機関とすべき話は、運転資金の短期借り入れの話ではなく、根本的な解決や売り上げ増に向けた長期の設備投資に関する話になります。安易に追加で借りないことで、金融機関と良いお付き合いが出来ます。

 

経営状態が良いと金融機関から融資のお誘いを頻繁に受けることになりますが、丁重にお断りしましょう。

 

間違った認識が経営を圧迫する

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金融機関の人たちは自分たちの商品以外には危険なところへは行かせようとしません。もともと優秀な頭脳の人たちの集まりですから、石橋をたたいて渡る意味でもブレインとしてお付き合いできる距離は必要です。

 

ただ、借入を続けていくと、右肩上がりで成長を続けない限りいずれ苦しくなります。内部留保をどうやって確保して、純資産もしくは個人資産に蓄積していくかを考えて経営しない限り、経営はどんどん苦しくなります。

 

まとめ

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ファクタリングの正しい使い方をすれば、オフバランス化によりきれいな財務諸表で金融機関と良いお付き合いが出来ます。金融機関を味方につけて、良い情報や良い取引先などを紹介してもらえるように、お金の貯まる経営を目指しましょう。

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