ファクタリングで活性化するビジネスモデル10選

ファクタリングは戦略的に使うことで、ビジネスが活性化します。一部偏った考え方に、「ファクタリング=金貸し」と思われている節がありますが、ここでは本来のファクタリング魅力をお伝えしたいと思います。

ファクタリングの特徴

ファクタリングによる売掛債権の買取には様々な特徴がありますが、経営をどう変えていくかという観点から見ていくと、主に4つの特徴があります。

1つ目は売り上げが同じでも資金が増えること。

2つ目は財務体質が強化され金融機関からの評価が上がること。

3つ目は資金があれば工夫が出来ること。

4つ目はお金が貯まることです。

 

ファクタリングで活性化するビジネスモデル10選

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ここでは4つの特長を生かして、活性化するビジネスモデルの例を10例ほど見ていきましょう。他にも応用できる方法があると思いますので、ぜひご自分のビジネスに置き換えたら、どんなことが起きるかワクワクしながら読んでみてください。

医療業界

医療業界では診療報酬債権を利用した買取のファクタリングがあります。

保険診療においては、患者さんから直接現金納付してもらう分(1~3割)以外に保険支払担当機関(社会保険診療報酬支払機関及び国民健康保険団体連合会)に請求して補てんしてもらう分があります。

 

この診療報酬は診療から入金までが約2か月かかり、一般企業で言う売掛金と同じような状況が生まれています。この「売掛金」をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、何が起きるのでしょうか。

 

従来であれば12か月の売上に対して、2か月分足らない10か月分の入金で1年分の法人税その他を支払っていました。この足りない分は自己資金もしくは借入によって、口座に残しておかなければなりません。

 

債権買取によって、理論上はこの運転資金は要らなくなります。その資金を使って、材料や薬品、消耗品などを前払いで支払い、ディスカウントを受けることが出来ます。さらに家賃や通信費、保険料など前払いすることで5~10%ほど下げることが出来れば、手数料などもあっという間に回収できてしまいます。

 

医療法人であれば、特筆すべきは、診療報酬債権は借入ではないということです。借り入れがある場合、この資金で借り入れを返済すれば、大きなメリットがあります。それは元本返済が無くなる(または少なくなる)ことです。

 

元本返済するためには、元本返済金額以上の純利益を出さなければいけませんが、純利益を出すということは、ほぼ同額の納税が必要になります。

 

つまり、借入があるということは

(予定する純利益+元本返済分)+ほぼ同額の税金の金額を稼ぎ出さなければなりません。

 

税金を払って元本を返済したら赤字になった・・・なんてことも解消されます。

借入が無くなり、債権買取だけになれば理想的に節税が出来ます。

節税という名でいらないものを買う必要がなくなるからです。

 

これにより、教育などの本当に必要なものに投資できるようになり、資産も積み上げられてビジネスは健全化されていきます。大手の医院は既に当たり前のように使っている実績のある仕組みです。

 

 

介護業界

介護業界も医療業界と構造は似ています。メリットはほぼ前述の通りですが、資金の流れがよくなれば、介護用品のレンタル事業や商品開発、先行買取によるしれ原価の低減など打つ手に幅が出てきます。

 

また、職員定着のための助成金活用においても、最初の立て替え分の資金があることで多くの助成金にチャレンジできます。

 

 

工務店

工務店の場合は、完成品渡しまでの期間の資金をファクタリングで調達することで材料や下請けさん、職人さんへの支払いの担保が出来ます。回収リスクを回避することで、目の前の資金欲しさの受注が無くなり、活動の品質が上がります。

 

 

システム開発

システムの場合も完成して請求、入金までの期間の運転資金確保が問題となります。ファクタリングを利用することで、案件の追加受注のチャンスにも下請け企業を使うなどの余裕が出来、受注の隙間が発生しにくくなります。

 

倉庫業

倉庫業の場合はベンダー企業とバイヤー企業の間に入り、在庫状況、ピッキング状況(発注状況)などをリアルタイムでやり取りすることに加え、3PL(サードパーティロジスティクス)としてファクタリング会社を利用し与信の少ないベンダーと契約することが出来て、従来の在庫買取のようなリスクもなく、商社的な立場をとることが出来ます。

 

物流業

物流業は倉庫業にさらに物流を加えて、従来ではここに与信の設定が難しかったため、大手のベンダー企業にしか供給できなかったサプライチェーンを丸ごとマネジメントすることが可能になります。

 

試作品開発メーカー

試作品開発の場合、支払いサイトが長い取引先との取引が中心になりますが、いつまでも大手メーカーが支払いの優遇措置を取ってくれるとも限りません。また、海外工場に対抗するために同業者間で協力して仕事をする機会も増えてきています。このような場合の与信管理と売掛金の早期資金化は事業継続の要となります。

 

卸売業

従来の買取型の仕入れや売り切り型の販売では突破できない限界を、ファクタリングを利用することによって、長期の売掛条件を設定したり、委託販売のリスク回避に利用したりと業態に合わせた新たな取り組みが可能となります。

 

アパレルメーカー

アパレルの場合は受注から納品までの期間が長期間になります。資金的に建て替えになりやすいため、商社を挟むことになりますが多品種少量化の波には個別にファクタリングによる売掛債権買取によって、リスクを回避することが出来ます。

 

輸出販売

通常であればL/Cを用いて契約に基づいた条件(インコタームズ)で取引されるため、中小企業には物量の関係でコスト割れする危険性がありました。加えて、L/C無しの後払い(オープンアカウント)による取引にはリスクが多く、顧客開拓が進まない側面がありましたが、国際ファクタリングを利用すれば、船積みからの資金回収も早くなり、加えて輸出保険では85~95%程度の保証が100%になるなどのメリットで現地顧客開拓が加速します。

 

 

ビジネスを活性化させた後にどうするのか

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ファクタリングによる売掛債権買取を利用して、キャッシュの流れを良くした後は得た利益をしっかり貯めていかなくてはならないはずです。いつ何時何が起きても耐えられるように、蓄えた企業が長くビジネスを続けています。

 

ビジネスモデルは永遠ではない

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現在のビジネスモデルもいつかは廃れてしまいます。仮に味噌や醤油の様に提供する商品は変わらなくても、パッケージや届け方、流通などはトレンドがあります。ビジネスモデルは常に変化することを念頭に置くならば、キャッシュの流れを意識したスピード感ある経営が必要になります。

 

まとめ

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BtoBのほとんどのビジネスが、ファクタリングによって活性化することがお分かりいただけたと思います。その中でも利用しやすいのは医療や介護などの3者間ファクタリングによる風評被害を気にしなくてよい業界です。

これらの業界ではしっかりとした内部留保をつくるために、ファクタリング利用は一番最初に検討されなければならない手法ではないでしょうか。

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