怪しい業者かどうか見分けるための10のポイント

ファクタリングは貸金業ではありません。何度もそのように書いているには理由があります。それはファクタリングを「基準のゆるい貸金業」のように利用している業者も存在するからです。

騙されないためにできること

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そのような業者に引っかかってしまわないためには、ファクタリングを行う目的を見失わないようにしっかりと定めることが大切です。ファクタリングのメリットは節税して貯金できることです。その場しのぎの高利貸しではありません。

 

ポイント1 金融免許を持っているか

貸金業法の規制の強化によって、いわゆるヤミ金といわれる人たちに「ファクタリング」の看板を上げて、貸金業法から逃れる形でヤミ金を続けている人たちが存在します。

 

ファクタリング会社には貸金業などの免許は必要ありません。債権の買取なのでリスクと手間の分だけ手数料を引くだけです。

 

そうは言っても貸金業法の規制を逃れたヤミ金業者が混じっているとすれば、逆に金融免許を持つファクタリング会社の方が安心といえます。

 

ポイント2 赤字でも利用可能だと強調している

ファクタリングの審査の重要ポイントは「売掛先の信用」です。売掛先が大手企業や公的機関であれば、ある意味、申込企業が赤字でも関係ないことになります。その企業が支払いに値する商品やサービスを提供してさえいれば大丈夫です。

 

しかし、その企業が赤字になったのには原因があるはずです。その点を改善しないとファクタリング本来の目的である節税と貯金に行くはずがありません。

 

まともなファクタリング会社なら赤字でも相談は出来ますが、解決策を持っていないと断られる可能性が高いです。

 

ことさらに、「赤字でも大丈夫」を強調している業者には注意が必要です。

 

ポイント3 税金未納や社会保険料未納でも利用可能とうたっている

これも赤字の時と同じですが、税金や社会保険料が滞納されているということは「実質破たん」している可能性があります。根本的な問題を見ずに資金投入することは全く意味がありません。この場合は、企業は再生協議会とかの公的なセーフティネットの利用をまず検討すべきでしょう。

 

ファクタリング会社で「税金未納でもOK」と強調しているところは気を付けた方がよいでしょう。

 

ポイント4 最短即日の資金調達を強調している

資金が心もとない時は1日でも早く、手当てして安心したい気持ちはわかります。しかし、ファクタリングの目的は節税して貯金することですので、そのゴールへの道筋が見えるかどうかを即日判断するのは難しいといえます。

 

即日判断するためには、ファクタリング会社が大きなリスクを無審査で負うことになります。当然ながら多額の手数料を請求せざるを得ません。

 

ポイント5 銀行融資やビジネスローンの審査に落ちた人用の手段だとうたっている

そもそもファクタリングは貸金業ではありません。したがって、銀行融資やビジネスローン審査に落ちた人の駆け込み寺でもありません。

 

そのような方は再生に向けて県や国の公的な救済措置を検討すべきです。ファクタリングは節税して貯金する未来が見えないと、赤字額をただふくらますだけになってしまう恐れがあります。

 

このような使い方を強調しているところには注意が必要です。

 

ポイント6 2社間のファクタリングを薦めている

ファクタリングというのは本来、「支払いを受ける権利を販売元から第三者へ移譲するもの」です。

 

当然ながら、支払する側である顧客にその旨を伝える必要があります。しかし、伝えてしまうと「ファクタリング=資金繰りが苦しい」というイメージから、取引の減少や停止になってしまうかもしれないリスクがあります。

 

この心配(リスク)をファクタリング会社が引き受けましょうというのが2社間ファクタリングです。

 

一見、良さそうに見えますが、この契約は双方にとって非常にリスクが高いです。ファクタリング会社から前払い金融を受けて、期日通りに支払われる通常の支払いも一旦企業の口座に入るわけですから、ファクタリング会社にとっては非常にリスクが高いわけです。

 

一方、企業にとっても資金繰りの苦しい中での利用になりますと、取引先から振り込まれた売掛金をついつい他の支払いに回してしまうことがあるかもしれません。ファクタリング会社のお金を使いこんでしまうことになります。

 

そのため、凄腕の回収機能がないファクタリング会社でないと難しいのがお分かりになると思います。

 

そもそも取引先に知られたくないという弱みに対して、凄腕の回収機能を持った会社が助け舟を出すという構造ですから、弱みを握られ、ビジネスも取られてしまうかもしれません。経営者の人生はめちゃくちゃになります。

 

2社間ファクタリングを利用しなければいけない状況なのか、注意が必要です。

 

ポイント7 3社間ファクタリングの実績がない

同様に3社間ファクタリングが基本なのに、その実績がないということは、ファクタリング本来の機能を発揮する提案を出来ていないということになりますので、注意が必要です。

 

ポイント8 契約書があいまい

ファクタリングの契約書は金融機関と同じように精緻で細かく契約内容が記載されています。契約書があまりにも簡素で、内容が曖昧な場合は契約は取りやめた方が無難です。

 

当然ですが、契約書がないなどという場合は絶対に契約してはいけません。

 

ポイント9 モニタリングの窓口がない

ファクタリングの目的は節税して貯金することです。ファクタリング会社は資金手当てをした後にきちんと計画通りに経営を改善して、貯金へ向かっているかどうかをモニタリングする必要があります。

 

その機能を有していてもいなくても、全ては自社で完結しなければいけませんが、ペースメーカーになってくれるモニタリング機能があるだけでも安心です。

 

ファクタリング会社自身、もしくは外部のモニタリング業務を代行する会社にてアフターフォローするところは安心できます。

 

ポイント10 インターネットで広告をかけている

ファクタリングの目的は節税して貯金することです。節税して貯金したいけどファクタリングの良い情報はないかなとインターネットで検索する人はいません。

 

インターネット広告とは自らのニードがはっきりしている人にしか響かないので、このような業者の求めている顧客は「お金に困っていて、何でもいいからすぐにお金を貸してくれる会社」を探していることになります。

 

非常に貸す側に有利な条件でのマッチング可能なので、広告を出す意味があるのです。

 

しつこいようですが、ファクタリングは貸金業ではありません。

 

ファクタリングが正しく理解されていない理由

ファクタリングの前払い金融の機能は非常にメリットがあり、正しく理世央すれば節税効果を生み、資産構築が出来ます。しかし、この金融機能を「金利規制を受けない貸金業」のような使い方をする業者が現れて、派手に広告を打ち始めました。

 

このことにより、本来、財務戦略においての手法だったファクタリングが「安易な資金調達法」としてクローズアップされ、誤解が生じているのです。

 

まとめ

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怪しい業者の特徴は「簡単、即日、赤字でも大丈夫」とうたっていることです。2社間ファクタリングなど弱みにつけこみやすい契約をすすめてくるのも、気を付けた方が良いかもしれません。しかし、選ぶのはあくまでもあなた自身です。契約書をよく読み、本サイトを参考にしながらきちんとした業者との契約を結んでください。

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